コロナ焼機

コロナ焼機

※上記写真は900型となっております。

特徴、機能

硬い物性のワーク(米菓、スナック、えび煎餅等の生地)を焼く為のコンベヤー式の焼成装置です。
 ネットコンベヤー上のワークを上下からガスを熱源としたバーナーで焼き上げます。焼成という一連の工程を①予熱、膨化、芯抜き、色付けという4つの中工程に分けるとともに②各中工程を各々加熱、冷却(放置)という小工程で構成させています。加熱し続けない事に依り硬い物性のワークの焼き上げを可能としている非常にユニークな焼成方法です。
 加熱方法、ネットの仕様、焼成時間に依って品質の調整をします。加熱はプレート状の赤外線バーナーで構成された各中窯毎(小工程の加熱部分)に調節できます。上下、左右に微調整が効きます。ネットは鉄製のバランスネットをチェーンレス方式(スプロケット駆動)にしています。チェーンレス方式はサニタリー性や断熱性にすぐれた方式です。
 600mm、900mm、1200mmのネット幅を標準としております。線径やメッシュは多種取り揃えております。
 機長は能力やターゲットアイテムにより決定されます。
*中工程は2工程や3工程で完了する場合もあります。
*より密度の高いワークの場合はラインバーナーをある中工程に採用する場合があります。

仕様

 

型式 : 600
外形寸法 : 1491W×11118L×1482H
動力 : 0.75KW

 

型式 : 900
外形寸法 : 1941W×11118L×1482H
動力 : 0.75KW

 

型式 : 1200
外形寸法 : 2341W×11118L×1482H
動力 : 1.5KW

 

コロナ焼機:寸法図

※上記図面は900型となっております。